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機能紹介16:ポストスタイル

GTS Tips 2013.01.08
 応力や変位のポスト処理ではコンター図が良く利用されます。midas GTSでは、標準的な出力はすべてデフォルトで指定されているため、設定を変える必要はほとんどありません。但し特殊なケースではデフォルトを変更した方が良い場合があります。今回はコンター図の表示設定についてのご紹介を行い、合わせてポストスタイルタブにある設定の利用方法を説明します。
 下記に示したのは2D解析の応力図で、すべてポストスタイルタブの設定のデフォルトを使用しています。  ポストスタイルタブの「デフォルト表示設定」の中に、「節点での平均値」という指定があります。これがデフォルトになっており、コンター図は節点の平均値で描いています。
 「節点での平均値」のチェックを外すと下記のようになります。実際に使用することは少ないと思われますがこんな方法もあります。  プロパティウインドウで「節点での平均値」の変更ができます。デフォルトは表示要素となっています。
 これを「同一の材料」とすると、物性値にもよりますがコンター図がかなり変化する部分が出てきます。物性値に大きな差があるケースでは、こちらを使用した方が適切な場合があります(このケースでは差が大きく出るような物性値を設定していますので、大きく異なっています)。  ポストスタイルタブのデフォルト表示設定の中に、「コンタースタイル」という指定があります。デフォルトはバンドですがグラデーションも指定できます。
 グラデーションによる表示結果を下記に示します。  ポストスタイルタブの「エッジタイプ」のデフォルトは要素エッジですが、フィーチャーエッジを選択すると要素を構成する線が出なくなります。
 フィーチャーエッジを用いた表示例です。  この他ポストスタイルタブには「図化タイプ」の設定というものがあります。これは主に切断面図や切り取り図を表示した後、デフォルトに戻す際に使用されています。
 切断面図からデフォルト表示に戻ります。

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