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機能紹介17:リナンバー

GTS Tips 2013.02.04
 メッシュのリナンバーリングをご紹介します。リナンバーすることで、部材の断面力や地表面の変位量を抽出する際、1to100 というように連続した番号で指定できるようになり、効率よく間違いのない選択が可能となります。
①下記の2次元モデルのリナンバーを行います。 ②モデル→リナンバーで下記の画面が表示されます。Y座標を第1優先とします。Yを優先と指定すると、自動的に2番目がXとなります。全体モデルを対象とします。適用をクリックすると、下記のようにリナンバーされます。 ③下記のような円形の梁部材を、右回りにリナンバーする場合を考えます。このような形状の場合は、全体を一度にリナンバーすることはできないので、半分ずつ分けて行う必要があります。該当部材の節点、要素番号を1からとしますので、最初に全体を対象として節点、要素とも3000くらいの大きな数値を開始IDとして、リナンバーします。これにより、次からのリナンバーで節点、要素に若い番号が使えるようになります。 ④まず右半分の部材を選択します。Y優先とし、降順を選択します。全部で32個の節点、要素のあるモデルですので、節点の開始IDを17、要素の開始番号を16とします。 ⑤右半分のリナンバーが完了しました。 ⑥次に左半分の部材を選択します。Y優先とし、昇順を選択します。開始IDは節点、要素とも17とします。 ⑦左半分のリナンバーが完了しました。 ⑧1番上の節点番号が33となってしまうので、これだけを選んで1に戻します。 ⑨一番上が1に戻り、リナンバーの完成です。  このように、部材の選択および昇順、降順の使い分けを工夫することで、特殊な形状でもリナンバーが可能です。

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