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メッシュを作成してやれやれと思ったのに、新たに節点の追加を要求された、あるいは計算してみると思うような精度が得られていない。こんなことがよくあります。でも、ご安心ください。midas GTS には、作成したメッシュを修正したり、再分割する機能があります。
下記に示すように、いろいろなパターンの再分割機能があります。三角形にも対応しています。
①メッシュを細かくせずに節点を移動するだけなら、モデル→節点→テーブルから該当する節点の座標値を上書きする方法が最も便利です。
しかし、メッシュを再分割する必要が発生することもよくあります。その場合の処理方法を、最も機能の多い2次元モデルで説明します。勿論、1次元、3次元でも同様の処理ができます。
②モデル→要素→2D分割(2)を指定します。
③下記の画面が表示されます。パターン2および3が準備されています。
④例えば、赤で示されたメッシュを縦方向に2分割する場合、要素を選択し、分割数を軸1は2、軸2は1と指定します。
⑤分割が完了しました。物性値は指定されていたものを継続します。
⑥三角形を参照節点を用いて分割する方法です。
⑦分割できました。
⑧パターン3の場合です。
⑨分割できました。
但し、⑤と⑨はこのままでは計算はできません。元の粗いメッシュとの間を接続するインターフェース的なメッシュが必要になります。それについては「メッシュの再分割 その2」で説明します。