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機能紹介19:沈下量グリッド【旧版GTSのみ】

GTS Tips 2013.04.01
 掘削等による地表面への影響解析は頻度の高い検討です。検討の際に変位量(沈下量)の細かい分析を要求されることがしばしばあります。これはそんな時に便利な機能です。下記のように指定したラインでの沈下量の分布図を作成し、更にその面積を表示することができます。 ①最初に沈下量を調査する領域のグリッドの設定を行います。ワークプレーンを該当する地表面に移動し、結果表示→沈下量の調査→沈下量グリッドの定義を選択します。
②作業平面を選択し、左対角点、右対角点をクリックして決定します。最後にX、Y軸の分割数を指定します。プレビューにより確認して適切ならば追加をクリックします。 ③設定したグリッドが登録されました。
④設定したグリッドを利用して分布図を表示します。結果表示→沈下量の調査→沈下量のグリッド表示を選択します。
⑤分布図を表示するグリッド上のX,Y軸をリストから選択します。リストには設定したグリッドの軸の位置が登録されています。
⑥リストからX軸を選択し、追加をクリックします。
⑦リストからY軸も選択しチェックを入れます。
⑧表示をクリックします。下記の分布図が表示されます。
⑨テーブルをクリックすると沈下量および勾配のテキストデータが表示されます。

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