Vol.1 PDF 3D View 報告書生成機能
GTS Tips 2014.05.12 先月64bit版OSに対応した「GTSNX」がリリースされました。
「GTSNX」は以前の32bit版に比べて速度性能や解析可能要素数が向上しているだけではなく様々な機能が追加されています。
ここでは新たに「GTSNX」に追加された機能の中から【PDF 3D View 報告書生成機能】について紹介させて頂きます。
GTSNXのツールバーに「3D PDFを出力」という機能があります。
実行すると以下のようなダイアログが出てきます。
出力したい項目を選択してOKすると自動的にPDFファイルを作成します。
作成されたPDFの例は以下のリンク先にあります。
midas GTS NX 機能紹介 Vol.1(PDF:8,409KB)
ブラウザ上では機能を十分に使用出来ない可能性があるため右クリックでファイルを保存して下さい。
またお使いのPCに入っているPDFリーダーのバージョンによっても正しく表示されない可能性があります。
最新のPDFリーダーでお試し下さい。
【PDFファイル基本操作】
拡大・縮小 : マウス右ボタン+カーソル上下
平行移動 : マウスボタン左右同時押し+カーソル移動
回転 : マウス左ボタン+カーソル移動
通常のPDFファイルでは拡大・縮小程度しか出来ませんがGTSNXで作成したPDFファイルは回転や切断面の表示、メッシュの表示・非表示の切替などが可能です。
左側にあるモデルツリーにあるメッシュセットは実際にGTSNXでモデル化したメッシュセットと同じものが入ってます。 チェックを外すことで非表示にすることも出来るので3次元モデルでのモデルの確認に便利です。
またクロスセクションの表示・プロパティを操作することによりモデルを切断して表示することが出来ます。
今回ご用意したPDFファイルはモデル形状のみでしたが本機能は解析結果にも対応しています。
PDFのリーダーさえあればどこでも見ることが出来ますので非常に便利な機能ではないかと思います。
なおスマートフォンではさすがに表示出来ませんでしたのでお試しの際はPCからでお願いします。