INTERVIEW 社員インタビュー
2007年入社
T.I
解析技術部 チーフエンジニア
東京都立大学土木工学科卒
チーフエンジニアとして、一緒に切磋琢磨できる仲間を育てたい。
入社動機と現在の仕事について教えてください。
大学を卒業してから2年ほどは、建設コンサルタントの会社でアルバイトをしていました。当時の上司から「いい会社があるよ」と紹介されたのが、クレアテックです。技術的な高さに魅力を感じたこと、アルバイトで携わっていた内容が役に立つと思ったことが入社の決め手になりました。
私が所属する構造解析グループでは、1年間に約50件ほどの案件を手がけています。多いのは、鉄道高架橋や水道施設(池状構造物)の「耐震解析を行いたい」という依頼です。依頼がくると、図面をコンピュータ上にトレースし、シミュレーションするための三次元モデルを作っていきます。大事なのは、二次元の図面から三次元の構造物を想像し、頭の中にまずイメージを作っておくこと。これが非常に難しい。しばらくは図面とにらめっこです。そのうちに「これはこういう形で、こことここがくっついて、こういう道があるんだな」と徐々に頭の中で形ができてきます。でも最初はとっかかりを見つけるのが難しくて大変でした。
私が所属する構造解析グループでは、1年間に約50件ほどの案件を手がけています。多いのは、鉄道高架橋や水道施設(池状構造物)の「耐震解析を行いたい」という依頼です。依頼がくると、図面をコンピュータ上にトレースし、シミュレーションするための三次元モデルを作っていきます。大事なのは、二次元の図面から三次元の構造物を想像し、頭の中にまずイメージを作っておくこと。これが非常に難しい。しばらくは図面とにらめっこです。そのうちに「これはこういう形で、こことここがくっついて、こういう道があるんだな」と徐々に頭の中で形ができてきます。でも最初はとっかかりを見つけるのが難しくて大変でした。
仕事をしていくうえで大切にしていることは何ですか。
コンピュータを使ってシミュレーションしたときに、出てきた答えに対して「この数字が出てきた理由は何かな」と考えることです。解析をしたところ「なんだか非常に大きな数字が出てきたなあ」というときでも、「これ、解析しました」と出てきたデータをそのまま納品することもできます。でもそうではなく、その数字が出てきた理由を考えながら頭の中で実現象を想像してみるんです。そして「ここが重いから、ここがきつくなるんだな」と、理屈や根拠をきちんと自分の中で整理したうえでお客様に納品するということを大事にしています。
やりがいはどんな時に実感しますか。
やりがいを実感するのは、仕事がうまく進んで納品できた瞬間ですね。それも、しっかり工期に間に合わせ、お客様に自信を持って出せるものができたときに手応えを感じます。とはいえ、ときには工期が迫っているのにうまくいかないときもあります。そんなときは自分たちで全部抱え込まず、どこを悩んでいるかということをお客様にお話しして、どうやって解決していくか、どうやって間に合わせるかという対処法を一緒に考えるようにしています。夜遅くまで共に頭を悩ませ、ようやく答えにたどり着くことも。非常に苦労したケースでも、お客様との良好な関係が築けたときはやりがいにつながりますし、仕事自体もいい方向に進むことが多いと感じています。
仕事での印象深いエピソードや苦労したプロジェクトについて教えてください。
入社2~3年目のとき、ちょうど使い始めたばかりの解析ソフトだったこともあると思うんですが、非常にトライアルに時間がかかってしまった業務があったんです。私一人では答えが出せず、相談した上司も一緒に夜中まで残って考えてくれました。徹夜も覚悟していたとき、上司が「無理しなくていい。今日はいったん帰りなさい」と私を先に帰らせてくれたんです。思い詰めていた私に、逃げ道を用意してくれたのでしょう。おかげで翌朝はリフレッシュして取り組むことができ、最後の詰めを無事に行うことができました。そのときのことはとても印象深いですし、本当に助けられたなと思います。実は他にもたくさん上司からかけてもらった言葉があり、それをこんどは自分が後輩たちにかけてあげたいと思っています。
今後の目標を教えてください。
まずは技術力の向上です。グループリーダーとして後輩の指導も担っていますから、質問されたときに必ず明確な答えを返せるようにしたい。私の上司がそうであるように、安心感を与えられる頼れる存在になりたいと思っています。後輩には、切磋琢磨できる仲間として成長してほしいし、逆に私が教えてもらうくらいのエキスパートに育ってくれたらうれしいですね。
私は社内のIT関連の管理者も兼ねていて、環境整備も担当しています。解析という立場からインフラに関わる弊社にとって、セキュリティは非常に重要な部分。そしてまた、自分が作った環境で社員の皆が効率よく仕事ができれば、それが最終的には、橋脚や水道施設という公共物の形で人々の安全や効率につながっていく。そんな、ちょっと大きな意識を持って取り組んでいます。
私は社内のIT関連の管理者も兼ねていて、環境整備も担当しています。解析という立場からインフラに関わる弊社にとって、セキュリティは非常に重要な部分。そしてまた、自分が作った環境で社員の皆が効率よく仕事ができれば、それが最終的には、橋脚や水道施設という公共物の形で人々の安全や効率につながっていく。そんな、ちょっと大きな意識を持って取り組んでいます。
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