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夏の森はほぼサバンナ。弱肉強食の世界です。

歳時記 2026.06.26

盛夏です。
観測定点の昆虫は活動のピークです。特に「肉食系」はアフリカのサバンナ並みの戦いの世界を昼夜を問わず繰り広げています。そんなシーンのご紹介です。

写真の「加害者」はキアシナガバチ、「犠牲者」となっているのはシジミチョウの仲間の幼虫と思われます。獲物になる方は可哀そうですが、それが自然というもので已むを得ないです。この写真は捕獲の瞬間です。

ハチの場合、獲物は嚙み砕いて肉団子に加工して幼虫の餌とします。面白いことに成虫は動物性タンパクを消化できず、樹液や花の蜜が主食で草食系です。アフリカの猛獣は狩りをしたシマウマなどを自分でも食し、且つ子供にも与えますがこの点は異なります。
下の写真では嚙み砕き作業を開始しているようで、獲物から体液が出ています。

昆虫少年に成り立ての頃、庭にあるサンショで育っていたアゲハチョウの幼虫が突然消えてしまうことがよくあり、原因が分からず悪ガキに悪戯されたか、と真剣に考えたものです。加害者が鳥かハチであったことを知ったのは高学年になってからでこれは不勉強でした。

(K.B)

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