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昆虫の越冬作戦 いろいろ個性があります

歳時記 2022.12.02

今年ももう師走。何度かこの欄でご紹介していますが、昆虫の10%程度は成虫で越冬します。写真はその代表で、上はムラサキシジミ、下はルリタテハと言います。この撮影は11月末。大きさはムラサキシジミは2㎝、ルリタテハの方が大きく4~5㎝程度です。

クマは冬眠の前に食いだめをして脂肪を蓄積しますが、チョウは越冬前どういう準備をするでしょうか。どうも場所の選択をするようです。

冬でも鳥は元気ですから目立つ場所だと餌食になってしまいます。身を隠さなければなりませんが、越冬場所と方法は種類によって違います。ムラサキシジミは集団で常緑樹の葉の裏が多いようです。小さいので集団で枯葉に見せかけるためと推測します。 一方ルリタテハは単独で水田の水路に架かった橋の裏、公園の木道の裏などが多いようです。その際体を横にして周囲に紛れる工夫をしているとのことです。

(K.B)

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