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ラグビーと英会話と英会話教材

技術屋のひとり言 2022.05.27

 2019年ラグビーワールドカップ(RWC2019)の際は日本代表(ジャパン)の大活躍もあり、多くの方がラグビーに興味を持たれたことと思います。
 しかしながらRWC2019終了直後に新型コロナウィルスの初感染者が出て以降、ラグビー観戦ができなくなり、せっかくラグビーに興味を持った方々が自然と消えていってしまったのはとても残念です。
 ラグビーの試合は選手同士のぶつかり合いのみならず、レフリーと選手とのコミュニケーションの状況や、きわどい判定を下さなければならない際のレフリー同士の話し合い、TMO(Television Match Official、サッカーでいうところのVAR(Video Assistant Referee))による判定時のレフリーとTMOとの会話を聞くことができるところが興味深いです。また、サッカーと異なりレフリーがTMOで判定する場面をスタジアムのビジョンに流してくれるところもよいと思います。
 テレビではTMOを中心にほぼ毎回レフリーの声を聞くことができますが、試合観戦だとスタジアムによってレフリーの音声を流してくれるところと流してくれないところがあります。海外では流してくれるところの方が多いような気がします。
 日本のラグビーチーム、特に社会人チームには外国籍の選手やジャパンの一員である外国出身の選手が多数在籍しているので、チーム内のコミュニケーションにも英語が必要になるでしょうし、外国出身の選手がチームのキャプテンであった場合、レフリーは英語でコミュニケーションを取る必要があります。
 日本のレフリーの一部の方は英語が堪能で、国内の試合でも外国人選手と英語でコミュニケーションしているところが見受けられ、その内容を聞くことができます。2019RWCでアシスタントレフリーを務めた久保修平氏はもちろん、早稲田大学3年生で高校入学時からレフリーをやっていてLEAGUE ONEでもレフリーを務めている古瀬健樹氏は、将来レフリーとしてRWCのフィールドに立つことを目標にしているのではないかと思いますが、流ちょうな英語で選手たちとコミュニケーションを取っているのは印象深いです。
 ワールドカップを含めた国際試合ではレフリーと選手とのコミュニケーション、レフリー同士の話し合いは英語ですから、日本代表の選手は英語を理解できる、話せることはラグビーのスキルと同じくらい重要だと思います。また、見る側も英語を理解できる、話せることでさらにラグビーが楽しくなると思います。
 私はRWC2019の際、外国からきた方々と会話したく、後述する英会話教材で勉強して片言ながらなんとか相手に通じる会話ができました。 そのおかげで3位決定戦(東京スタジアム(味の素スタジアム))の前に、公式グッズ売場で出会ったイングランドの同年代(だと思う)の女性とピンバッジの交換(写真-1)ができ、翌日の決勝戦前には横浜国際総合競技場(日産スタジアム)の東ゲート前階段で偶然にも再会して旦那様にビールをごちそうしていただきました。

写真-1 イングランド・ピンバッジ

 いまでもメール交換しており、「2023フランス・ワールドカップで会おう」と約束したものの、コロナのこと、旅費とチケット代が高額になることもあり実現できるかはちょっと怪しいです。
 その後、英語を話す機会はまったくなくなり、勉強もしていないので会話できる自信がなくなってしまいました。
 しかしフランス・ワールドカップは来年、Lions(イギリス4カ国の合同ドリーム・チーム)オーストラリアツアーは2025年なので、行く・行かないにかかわらずそろそろ英会話の勉強を再開しようと考えています。
 まずは2019年に勉強した教材に再度チャレンジしようと思っています。
 この教材の特徴は、ネイティブのナチュラルな発音を再現するため、音声変化(連結、脱落など)を取り入れたものです。「ネイティブはこうやって発音しているのか!」という発見があり、ヒアリングとスピーキングには役に立つと思います。残念ながら今年発売中止になってしまいました。
 これが終わったら、聴いた英語を頭の中で日本語に訳して理解する、日本語で返事を思い浮かべてそれを英語に訳してしゃべるという日本人の悪い癖を直せるという、英語で理解して英語で返すという日本語を介さない技を身につけることができそうな教材を見つけたので、それにもチャレンジしてみようと思っています。
 グローバルな世の中になってきて、土木技術者としても今後英語は必須となると考えられますので一石二鳥とポジティブに考えて、徐々に準備していきたいと思っております。

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