下の黒い恐竜のような物体は何か？ゴジラのニミチュア？これがオタマジャクシからカエルになりかけの状態なのです。 今の季節、この「手足のあるオタマジャクシ」の姿を見ることができる貴重な時期です。手足の出る順番は足が先です。

4月上旬頃、孵化したばかりのオタマジャクシは下のような過密状態です。しかし、ザリガニや水生昆虫(今は減っているのですが)の恰好な餌となり、共食いも多いようで育つのは大変です。特に足だけ出た状態では水中の動きが鈍くなり、成長の遅いまだ足の出ていない仲間に食べられることが多いようで、生存競争が激しいのです。

しばらくするとこんな感じに育ちます。

最後はこのような立派なカエルになります。ここまで育つのは正確な統計は無いようですが、5%程度と思われます。