カルガモの親子 歳時記 2020.06.26 5月に夫婦と思われるカルガモのカップルをご紹介しました。 その夫婦の子供かどうかわかりませんが、親子が川の水面に浮かぶ姿を撮影できました。 いつ見ても心の和むシーンです。 この川は荒川水系の一級河川ですが、典型的な市街地の川でCOD(化学的酸素要求量)は常時7~8(mg/ℓ)です。 10(mg/ℓ)が魚類の生息する限界と言われていますので、決して清流ではなく、対策の効果が出ている神田川など都心の河川より悪い数値です。しかし、中央の写真のようにカルガモだけでなくコイやカメも棲息しています。 一方生態系の面では問題が大ありです。 カメは以前にも掲載しましたが、「ミドリガメ」として縁日で売られていたのが放棄されて野生化した、ミシシッピーアカミミガメという種類です。 更にもっと招かれざる客の姿も。下の写真は特定外来生物であるアリゲーターガーです。これも、大きくなりすぎて放流されたものと思われます。 多摩川がタマゾン川と呼ばれていますが、この川も多摩川程種類は多くないですが同じ状況なのです。 (K.B) 前の記事 戻る 次の記事