CREATEC TECHNICAL BLOG クレアテック技術ブログ

戻る

機能紹介9:メッシュの再分割(その1)

GTS Tips 2012.06.01
 メッシュを作成してやれやれと思ったのに、新たに節点の追加を要求された、あるいは計算してみると思うような精度が得られていない。こんなことがよくあります。でも、ご安心ください。midas GTS には、作成したメッシュを修正したり、再分割する機能があります。
 下記に示すように、いろいろなパターンの再分割機能があります。三角形にも対応しています。 ①メッシュを細かくせずに節点を移動するだけなら、モデル→節点→テーブルから該当する節点の座標値を上書きする方法が最も便利です。  しかし、メッシュを再分割する必要が発生することもよくあります。その場合の処理方法を、最も機能の多い2次元モデルで説明します。勿論、1次元、3次元でも同様の処理ができます。
②モデル→要素→2D分割(2)を指定します。 ③下記の画面が表示されます。パターン2および3が準備されています。 ④例えば、赤で示されたメッシュを縦方向に2分割する場合、要素を選択し、分割数を軸1は2、軸2は1と指定します。 ⑤分割が完了しました。物性値は指定されていたものを継続します。 ⑥三角形を参照節点を用いて分割する方法です。 ⑦分割できました。 ⑧パターン3の場合です。 ⑨分割できました。  但し、⑤と⑨はこのままでは計算はできません。元の粗いメッシュとの間を接続するインターフェース的なメッシュが必要になります。それについては「メッシュの再分割 その2」で説明します。

構造物・地盤解析サービス

建設関連調査・分析