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「The Boy and the Heron」 アカデミー賞!

歳時記 2024.03.26

宮﨑駿監督の映画「君たちはどう生きるか」がアカデミー賞の長編アニメーション賞を受賞したことを祝しまして、恐縮ですが3月に続いて、サギがテーマです。

主人公の少年を不思議の世界に案内したアオサギ(蒼鷺)のご紹介です。

先月のダイサギは白ですが、こちらはシックで微妙な色合いです。アオサギというけど灰色ではないか、と思うかも知れませんが、名前が付いた時代の「蒼」とはブルーでなく灰色だったのです。奈良時代にこの名になっていたと言われています。英語も gray heron です。余談ですが、映画の英語タイトルは「The Boy and the Heron」でgrayは無です。

映画でも屋根にいるシーンがありましたが、市街地に生息するものは人馴れしているせいか民家の屋根に来ます。この写真のアオサギの目つきを見てください。誰かを不思議の世界に誘いにきたように見えませんか?

餌探しで、水辺にはよくいます。水面に映る姿が華麗ですね。

翼を広げると大きなものは1.7m程あり、市街地最大の鳥の王座を3月のダイサギと競っています。

(K.B)

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