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機能紹介6:データのテーブル入出力

GTS Tips 2012.03.13
 midas GTSにはテーブル形式でデータの入出力を行う機能があります。変位や応力の出力に使うことが多いのですが、荷重などの数値の一括変換などデータ修正にも便利です。今回はテーブル機能を用いたメッシュ作成方法をご紹介いたします。これにより、他のソフトウェアで作成されたメッシュのコンバートを行うことができます。
 モデル→節点あるいは要素→テーブルを選択します。  テーブル入力画面が表示されます。フィルタリングメニューが表示されますが「閉じる」をクリックします。  要素データでは左下で、次元を選択します。  入力フォーマットは下記のようになっており、あらかじめexcelなどでこれに合わせて作成しておきます。
 節点データ         要素データ(2次元の場合)  作成したデータをコピーし、テーブル画面の左上を右クリックして「貼り付け」を選択します。
 節点データ           要素データ  貼り付けが完了すると下記のように表示されます。
 完了後は右上の×をクリックし、画面を閉じます。
 節点データ  要素データ  この状態では、まだメッシュセットが定義されていないため、下記のような白紙のメッシュが表示されます。これにメッシュセットを定義します。  ツリーの「メッシュセット」を右クリック → 新規のメッシュセットを選択  新規のメッシュセットが作成されます。必要なメッシュセットの数だけこれを行います。この後メッシュセットをリネームすると後の処理がやりやすくなります。  新規に作成したメッシュセットを右クリック→メッシュセット→アイテムの追加/除外により、メッシュセットを定義します。  サブメニューが表示されますので、該当する部分を選択し、適用をクリック。  メッシュセットが定義されます。メッシュセットの数だけこれを行います。この後、材料や境界条件、荷重を入力して作業は完了です。

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