Vol.6 関口-太田モデル(弾塑性、粘弾塑性)
GTS Tips 2015.03.24機能修正・追加についてはリリースノートを参照下さい。
今回は追加機能の一つである「関口-太田モデル(弾塑性、粘弾塑性)」について紹介します。
関口-太田モデルは初期に異方性圧密状態にある自然堆積粘土を対象として、異方性と主応力の回転に伴う回転ひずみの発現が考慮できます。
実際に簡易モデルで検証を行いました。
解析手法は2次元粘弾塑性、連成解析としました。


施工ステージ定義ダイアログの初期条件解析で水位を設定することができます。水位は座標だけでなく、関数やメッシュセットからも設定することが出来ます。
・浸透流/圧密解析>施工ステージ>施工ステージ定義

・メッシュ>材料:作成>等方性



保存ステップは、浸透流/圧密解析>施工ステージ>施工ステージ定義>時間ステップの保存ステップにチェックを入れることで指定することが出来ます。
同一条件で、他社ソフトの関口-太田モデルを使用して盛土天端中央での沈下量を比較しました。

