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長梅雨の影響で

歳時記 2019.09.30

この池は観測定点の森にあり、大きさは長辺20m、短辺7m、水深は深い所で50cm程度です。
何の変哲もない池の写真ですが今年はニュースなのです。

昭和初期までは、清らかな湧水により水位が保たれていたそうですが、現在この池の「水源」は降雨のみ。梅雨や台風で水が貯まったとしても、毎年真夏には干上がっていました。ところが今年は6月15日の大雨(46mm/日)以来現在までずっと水を貯めているのです。

長い梅雨とその後の台風の影響は思った以上のようです。池の継続は良かったのですが、農作物は大打撃で野菜作りを趣味としている知人からの情報では、スイカとトウモロコシが全くできず、他の作物もこの30年で最も不作だったそうです。

いつまで湛水を保てるか?地下水位が上昇し、見えない所で湧水が復活しているとしたらロマンのある話ですが。

池(南側)

池(北側)

(K.B)

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