ほどよく地味な街・神保町に、流行の「映え」する店がオープンしました。台湾から来たタピオカの店、茶咖匠（チャカショウ）です。巷では第二次タピオカブームが来ているらしく、飯田橋、白山という至近距離に支店が２店舗もあります。さらに水道橋駅近くには異なるタピオカ店がオープンしたばかり。まさに「これぞブーム」という様相を呈しています。

　神保町店のオープン日、偶然前を通りかかったのですが、学生たちが表通りから裏路地へ続く長い行列を作っていて、何事かと驚きました。後日調べて、初めてそれがタピオカに並ぶ行列と知りました。オープン当日は全品半額だったらしく、私も学生時代なら１時間くらいは平気で並んだだろうと思います。1990年代、ココナッツミルクに浮かぶ透明なタピオカをスプーンですくって食べた姿はもうなく、2019年は抹茶やストロベリーのカラフルなラテに沈む大きな黒いタピオカを、ちょっと太めのストローで食すスタイルに変わっていました。

これは是非「神保町巡礼」にと思い、書くからには食さねばと考えたのですが、事前調査でタピオカのカロリーは白米の２倍という事実を知り、柄にもなく（！）二の足を踏んでしまいました。結果、「神保町巡礼」史上初「実食なし、ネット取材」です。Instagramで「＃チャカショウ」と検索すると美味しそうな写真がご覧になれますのでお試しください。（淑）

茶咖匠　紹介記事（１）
茶咖匠　紹介記事（２）
※写真（左上）もお借りしました。