久しぶりにスクープ写真の撮影に成功です。
足で獲物を踏みつけているのはオオタカ、下の獲物はハトです。観測定点でもアフリカのジャングルさながら、野生の弱肉強食の世界があります。
オオタカはハトやカラスなど鳥を獲物にすることが多いようで、ハトレースを襲うことがあります。おそらくこの森の食物連鎖の頂点と思われます。

見辛いですがカメラ目線のサービスもしてくれました。タカの顔は精悍でイケメンです。
尚、撮影直後ハトは深手を負いながら一度は逃げることに成功しました。ただその後また捕まったかどうかは不明です。

オオタカはかつて絶滅の危機に瀕していました。しかし1993年には種の保存法に基づく「国内希少野生動植物種」に指定され個体数が回復し、2017年には指定が解除されました。現在は都心でも明治神宮や新宿御苑で繁殖しているそうです。
ただし、以前カワウで報告しましたが、保護の結果増えすぎてしまい大変な害を及ぼす「黒い悪魔」となった例もあるので、程々な数でいてほしいです。