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これが最後の雪景色か?

歳時記 2022.01.26

1月7日(金)の、観測定点の雪景色です。これだけ積もったのは2018年2月以来です。
上の写真、おそらくマイナスの朝の冷気の下で、美しい雪原が広がっています。しかし、このような雪原はもう見られなくなります。この部分は、今年洪水用調整池(写真の右側に荒川水系の一級河川がある)が施工される予定になっているのです。調整池とするためには掘削が必要ですが、これが部分的であり、降雪時「雪原」の形成が不可能になります。またこの場所は地下水位が高く、一部に湧き水による池が形成され、そこから毎年ホタルが発生していたのですが、これも無くなりそうです。勿論昨今の豪雨の状況から調整池は不可欠な施設ですがやや複雑な心境。ダムの底に沈む村に住んでいた方の気持ちでしょうか。 この写真の部分は来年も残ります。森の東側で日光を反射する雪が綺麗です。 森の中央はスキー場の林間コースのようです。ここも残ります。

(K.B)

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