ナゾナゾです。「いつも巣にいない鳥は?」
歳時記 2025.02.27答えは「始終カラで四十雀(シジュウカラ)」というのですが、 それがこの鳥です(尚、ナゾナゾの答えはカラスという別解もあり)。 「カラ」は小鳥という意味で、他にゴジュウカラとかヤマガラなどがあります。
「老いの名の ありとも知らで 四十雀」という俳句があります。作者は意外にも松尾芭蕉! 人生50年だった時代ですから40代が老いとされるのは已む無しですが、「蛙」や「蝉」など生物を題材とした名句を残した芭蕉がこんな句を創るとは。 これは皮肉でしょうか、あるいは同情なのでしょうか。
写真は、カマキリの卵(正式には卵鞘あるいは卵嚢)をつついています。 ご存じのように、春になるとこの卵鞘から赤ちゃんカマキリが出てくるのですがその数は300匹くらいです。 下の写真、クチバシの先に黄色い物が見えます。これがやがて成虫となる本当の卵です。


(K.B)