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大量発生したバッタの近縁種

歳時記 2021.10.29

写真はトノサマバッタといい、昆虫が減ってくる晩秋でもよく姿が見られます。

コロナに隠れていましたが、昨年アフリカやアジアでバッタの大量発生のニュースがありました。そういえば、と思い出される方も多いでしょう。サバクトビバッタというのがその「犯人」で、同じものは日本には居ませんが分類的に極めて近い種がこのトノサマバッタです。形や体長はほぼ同じです。
トノサマバッタは茶色いのもいます。

サバクトビバッタは、普段は単独でおとなしく生活しているのだが、何かの原因で集団になると「変異」して翅が伸び、性格が獰猛になって植物を食い荒らしながら移動するようになる、という研究結果があるそうです。何やらウィスルのようです。幸い我国のトノサマバッタは天敵がいるので大量発生は無いと考えて良いそうです。
最後は大量発生とは関係ないですが、2匹のオスに求愛されているメスの写真です。一番下がメス、上の2匹がオスです。こういう「3段重ね」は稀有な状況のため掲載しました。

(K.B)

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